うつに負けない、家族愛!!

 私の娘は、就職してわずか3週間でうつ病と診断されてしまいました。母親、父親、そして兄弟の目から見てきたこと接してきたこと、主治医の治療方法、カウンセラーのお話、私たち独自で考えて実践してきたこと。これら実際に体験してきたことを私たちの記憶が薄れてしまう前に記録として残しておきたいという思いから、うつ病との戦いを闘病記としてつづってまいります。同じような境遇の方、そしてご苦労されているご家族の方達にぜひ読んでいただければと思います。

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うつ



うつ病 パニックの発作

うつ病 パニックの発作

うつ病の私の娘、葵。
何度も、何度も、発作を起こします。
横になっているときでも、お風呂でも、
お風呂で一人でいるときは危険です。

窓を開けてぬるめのお湯で入るのですが、時折、発作を起しかけます。
ある日、お風呂に入ろうとしたのですが、パニックの発作を起こしてしまいました。

お風呂場の前です。
幸い、弟の長男がいたので2階に運んでもらうことにしました。
パニックの発作を起こして全身の力を抜いている葵は、大変重たく感じます。
そんなに体重のある娘ではないのですが、力を抜いた人間というのは大変運びづらいのです。

でも、頼もしい長男は、
一人で抱き上げて、2階に運んでくれました。
持つべきは、心優しくて力強い男の子、長男です。

その後も、パニックの発作を起こす。
薬を舐めさせる。

これの繰り返しです。
でも、繰り返していくうちに、
私、気が付き始めました。
薬をあげるタイミングです。

表情をよく見ていると分かるのです。
何度も発作を繰り返しましたから。

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私、分かるのです。
だから、私がそばにいれば、パニックの大発作まで起こさなくて済むのです。
大発作を起こさなければ本人の負担も軽くなります。
一歩前進しました。

うつ病の症状 手が震える

うつ病の症状 手が震える

うつ病になってしまった私の娘の葵。
ある日のことです。

それは、食事中に気が付きました。
葵の食器に回りにおかずやご飯がこぼれているのです。
「そうしたの?」と私。
「分かんない」と無表情に葵。

よく見ると手が震えているのです。
うつ病からくる自律神経失調症でしょうか、手が震えているのです。
あぁぁ、こんなところまで影響が出ているんだ。
とあらためて私は思いました。

そうです、お箸を持つ手が、お箸の先が震えています。
物をお箸でつかもうとしても手がいうことをききません。
無表情にお箸を見つめる葵、
不思議そうにお箸を見つめる葵、

それ以来、葵は食事のときにスプーンやフォークを使うようになりました。
無表情にスプーンで食事をする葵。

もくもくとフォークを使います。
まるで小さな幼児のようです。
違うところは、表情がないということ。

手が震えて、お箸を使えない葵。
かわいそうな葵。
なんで、どうして、いつもと同じ思いが頭に浮かびます。

表情のない葵。
それでも気を取り直して私は、会話をします。
話しかけます。

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最小限の単語でしか返事をしませんが、
本人のためにも会話をしませんと、心が中にこもってしまいます。
最小限の返事でもいい、今は、言葉に反応してくれれば、
いつかきっと表情を取り戻してくれると信じて続けます。

うつ病の症状 泌尿器

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うつ病の症状 泌尿器

うつ病になってしまった葵。
ある日のことです。なかなか、おしっこが出ないというのです。
そして、意識するからまた余計に出ないのです。

「お母さん、おしっこがでない」
「いつからしていないの」

「朝からでない」
もう、夕方です、すぐに主人と相談しました。
その日もまた日曜日なのです。
なぜ、こうも日曜日に問題が起こるのでしょうか。

主人が、「病院に連れて行こう」「日赤に行こう」

私たちは、またもや日赤に向かうことになったのです。
受付で相談したところ、「今日は、日曜日なので泌尿器科の医者がいません」
との返事でした。

「近くに高度医療救急センターがありますからそちらに行って見たらどうでしょう」
と言われてしまいました。

私たちはすぐにそちらに向かいました。
朝からおしっこをしていないのです。
とても辛そうです。

高度医療救急センターに着いたときは午後5時を回っていました。
しかし、順番待ちです。

一時間まってから、あまりに苦しむ娘の姿に、受付に訴えました。
事情を説明して、せめて横にならせてあげてほしいと。

事情を察した受付の人がすぐに段取りをつけてくれました。
治療してくれて、本人も楽になったのです。
しかし、今度は、管を通されてしまったのです。
家に帰ってきたのは午後7時を大きく過ぎていました。
なぜ、日曜日に何かが起きるのでしょう。

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管を通されてしまった、
私の娘、葵はまだ21歳の乙女です・・・・・

うつ病の症状 消化器系

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うつ病の症状

うつ病の症状と言いますか、自律神経失調症の症状だと思うのですが娘の葵に様々な症状が現れました。

私たちは主治医に言われました。
「富士山さんは、自律神経障害の全部の症状が出ていますね」と

最初に現れたのは、消化器系です。
排泄できないのです。
これは、大変つらいことです。

ある日、葵の彼が気晴らしにと買い物に車で連れて行ってくれました。
出かけて、しばらくしてから携帯電話に連絡が入りました。
彼からです。
「今、買い物に向かう途中で急に苦しみだしました」「救急車を呼んでほしいというので119番に連絡して来てもらいます」とのことでした。

またもや救急車です。
近くの救急センターに搬送されたので、私と主人も病院に向かったのです。
病院に着くと彼が待合室に一人で座っていました。

「今、治療中です」とのことでした。
治療が終って病室に入ると葵はベッドに横たわっていました。

「大丈夫?」と私。
「うん」と葵。

葵は、薬で排泄したので楽になったようです。
4人で家に帰りました。
どうして救急車騒ぎは日曜日に起きるんでしょう?

この日以来、葵は、消化器系の障害で排泄できないかおなかを壊しているかどちらかなのです。ちょうど良い状態がないのです。
対症療法的に治療してもらうしかありませんでした。
そして、徐々におなかを壊した状態の方が多くなり一日に何度もトイレに行かなければならなくなったのです。

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トイレとの往復、そして襲ってくる発作。
どうしたらいいのか、私にはわかりません・・・・

うつ病、眠り続ける娘

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うつ病、眠り続ける娘

私たちは、家に戻りまず、葵を一番家族の目の届く場所に眠らせました。
発作を起こした時に家族がすぐに気がつけばとの配慮からです。
それから3週間ひたすら眠り続けました。

起きているのは、トイレに行く時。食事をする時。お風呂に入る時。そして、発作を起こしているとき。

そうです、1日に2回から3回は発作を起こすのです。
その度に、私か主人が薬を飲ませるのです。
発作を起こす前に薬を飲ませられれば苦しまなくてもすむのですが、そのタイミングが本人も私たちもまだつかめていませんでした。

発作を起こす度に苦しそうに荒い呼吸をしながら「誰もわたしを認めてくれない」「もう、いやだ」「幼稚園に行きたくない」とうわ言をいいます。
私は、抱きしめながら背中をさすります。涙が止まりません・・・・

何度、同じことを繰り返すのでしょう?
それでも、週に一回くらいは私の買い物についてきました。

一度、主治医の許可をもらって、娘の彼がドライブに連れて行ってくれました。
楽しかったようですが、走行中にやはり発作を起こしてしまいました。何とか彼が薬を飲ませてくれたようです。

まだ、遠出は無理のようです。
しかし、鬱となっても葵は彼との楽しい時間を過ごしたいようです。
それは、発作を起こしてもです。

主治医、カウンセラーの先生も全てをやめさせてしまうのは、やはりストレスになるので本人の意志を尊重した方が良いとのことでした。

1日に2度3度と発作を起こす、葵。
薬を飲ませる私たち。
どうも風呂場で起きることが多いようです。
狭い空間が禍しているようです。
先生の指示で、明るい時間帯、窓を全開にして、外の空気を極力取り入れ、ぬるめの湯加減と工夫をしました。
風呂場での発作の回数が減ってきたようです。

このように、ひとつひとつの症状にそれぞれ対策を考えることがポイントだとわかり始めてきました。

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次は、発作を起こす前に薬を飲ませることです。
これができれば本人の体にかかる負担もかなり軽減できるはずです。

自律神経障害

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自律神経障害

再び主治医との面談です。
「先ほど、鬱の症状が現れていると言われたのですが」と私
葵をじっと見つめる先生。

「確かにこれは欝ですね」
「自立神経障害を起こしていますね」「ストレス回路ができてしまっているようです」
「ストレス回路というのは、平常時では分泌されないホルモンがストレスによって分泌されてしまい脳までの通り道ができてしまったのです」
「これをストレス回路と呼んでいます」
「例えばサッカーの試合中、額を切ってしまい、その場で麻酔なし縫うことがあります」
「あれは、アドレナリンというホルモンが試合中という興奮状態にあり痛みを感じないのです」
(色々なホルモンの名前が出てきましたが、私にはアドレナリンしか聞いたことがありませんでした。)
「しかし、平常時にこれが分泌されてしまうと体に異常をきたしてしまいます」
「おそらくプレッシャーによるストレスでホルモンが異常に分泌されてしまい、ストレス回路ができてしまったのです」
「大丈夫です」「今は、良い薬がありますので、まずこのストレス回路を抗鬱剤で遮断しましょう」
「抗鬱剤とカウンセリングで治療をしていきます」
「最初の1ヶ月くらいは、脳が疲れているのでとにかく休ませてあげてください」「眠りたいだけ眠らせてあげてください」
「そうすると、必ず休養期から回復期に向かいます」「脳が十分休まると自然と体を動かそうとする要求が出てきくるからです」
「そこからは規則正しい生活をすることになります」
「朝7時に起床、それから11時までは眠ってはいけません」「どんなに眠くても起きていてください」
「11時から5時までの間はお昼寝をしてもかまいません」「もちろん眠くなければ起きていてもかまいません」
「そして、夕方5時から11時までは眠ってはいけません」
「これが規則正しい生活です」「この間、起きているときは家事、家の手伝いはどんどんさせてください」
「じっとしていると眠くなってしまいますからね」
「あとは、症状に合わせて薬を調整しながら対応していきましょう」
「できる限り、1週間に1回受診してください」「病状の変化に対応できませからね」

具体的な指示が出ますと、私たちもやるべきことが分かったような気がして病気に立ち向かう気構えができたような気がしました。
まさか自律神経障害があれほど病状の変化、数多くの症状を見せるとは思いませんでした。

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それから診察を終えて薬をもらい、自分たちの家へと向かったのです。

カウンセラーのお話

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カウンセラーのお話

葵の様子を見ていたカウンセラーの先生は、葵の額、眉間のあたりを見て「緊張していますね」「これは鬱の症状ですね!」

私たち2人は、「えっ!」とショックを受けてしまいました。
「就職して3週間で鬱ですか?」

私たちも、鬱が最低で2ヶ月、月単位、年単位の治療が必要であることくらい聞いたことがあります。

カウンセラーの先生は、
「カウンセリングというのは、10回位までは表面的なお話と接触になります」
「10回以降から段々、心の内面に入り治療の効果が表れるのです」
「ですから、最低2ヶ月は必要ということです」
「飲み薬と、カウンセリングで治療をしていきましょう」
「順調に行けば2ヶ月位で薬の服用を終わらせて、カウンセリングだけの治療に移行できるかもしれません」
「大丈夫です」「必ず治ります」とカウンセリングの先生。

2度も発作止めの薬を飲んだ葵は、「ぼう」っとしておりました。
私たちも、鬱という言葉に呆然となり、ただただカウンセラーの話を聞いていました。

でも、優しいカウンセラーの口調は葵にとって慰めであり救いであったようです。

私たち3人は、主治医の指示を受けるのを待つため、待合室へと向かいました。

私たちは、先ほどのカウンセラーの「鬱です」という言葉にたじろいでいました。

また、主人は後々、私たちを悩ませることになる言葉。「額が緊張している」について考えていたそうです。
「額が緊張しているとはどういう状態なんだろうか?」だったそうです。

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「富士山さん」、主治医の声にその言葉は置き去りにされてしまいました。

カウンセラー

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カウンセラー

カウンセラーの先生と初めてのカウンセリングです。

粉薬は、即効性があると言われるだけあって、発作はすぐにおさまりました。
発作を起こすとひどく疲れるようで、葵は、ぐったりしていました。
どうやら一ヶ月の療養を受け入れたようです。

おとなしく、カウンセリングの順番を待ちました。

ほどなくして、診察室に入りました。

主治医は、さすがに意志の強そうな印象でしたが、カウンセラーはとても優しそうなイメージの女性でした。
葵も、ほっとしたようです。

「どうしました?」とカウンセラー

私が昨夜の説明をし、娘にも話を聞きました。

「わたしわぁ、幼稚園に就職してすぐに担任を持たされました」
「でもぉ、入ったばかりのわたしにわぁ、分からないことばかりでした」
「幼稚園で使う画用紙も自分で買ったの」
「あとで、幼稚園にあるのわかった」
「だって、これどうしたのって」
「他の先生にいわれた」
「たまたま家にありました」「ほんとは、わからなくて自分のお金で買ってた」
「ほかにもいろいろ」
「保護者と電話するときも職員室の先生がみんな聞いているし」
「電話中なのに」
「そうじゃないでしょ」
「といわれる」
「プレッシャーで動悸がして、緊張してよけいうまく話せなくなる」
「何で言われたことができないのとか」「それじゃダメでしょとか」
「毎日言われ続けました」

また、呼吸が荒くなり始めました。
「誰もわたしを認めてくれない」「誰もわたしを認めてくれない」

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発作を、起しかけているのです。
私も2度目ですので、手にだして舐めさせることができました。
後ろから、主人が葵の肩を心配そうに抱きしめていました。

心療内科クリニック

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心療内科クリニック!!

心療内科クリニックに到着しました。
葵もおとなしく、手続き待ちです。

心療内科クリニックの先生との診察が始まりました。
「どうしましたか?」と先生。
昨日の出来事を説明する私。
即効性があるという薬を差し出す先生。「パニックの発作が起きそうになったらこれを飲んで下さい」
その薬は、粉薬でした。
「働きながら通院して様子を見ましょうか?」
段々、呼吸が荒くなる葵。
「幼稚園に行かなければ」
「幼稚園に行かなければ」
「誰も私を認めてくれない」「もういやだ」「わー」

なんと、葵は、病院でパニックの発作を起こしてしまったのです。

あわててしまって、もらったばかりの粉薬を簡単に飲ませることができません。
そこで、手に出して舐めさせました。

心療内科クリニックの先生は、じっと様子を見ていました。
「分かりました。本来はご自身で判断する方が良いのですが、私が主治医として判断します」「一ヶ月療養して様子を見ましょう」「私が判断した方があなたも負担を感じないでしょう」

葵は「でも皆に迷惑がかかるから休めません」
心療内科の先生は「長期療養者が出てもそれに対処するのは、経営者の責任であり仕事です」「あなたは何も心配する必要はありません」「この診断書を幼稚園に提出して下さい」

診断書、「一ヶ月の療養を必要とする」

この時点では、まだ、うつ病と診断されていたわけではありません。
私たちも、ただ「一ヶ月の療養か」「それもしょうがないな」と思っただけでした。

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心療内科の先生は「このあとカウンセリングを受けて下さい」といわれ、再び待合室で待つこととなりました。

パニック障害!!

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パニック障害!!

夜が、明け月曜日の朝となりました。
主人はその日、会社を休むことにしておりましたので私と主人はどうするか相談しました。

本人はと申しますと、出勤するつもりで起きてきたのです。
「そんな状態で出勤なんてできるわけがない」と主張する主人。
「大丈夫、行く」と葵。
「休んだ方がいいわ」と私。

主人は、診療内科に連れて行きたいと考えているようです。
自分自身が以前、耳の閉塞感から耳鼻科ではなく、自律神経に問題があると判断して診療内科クリニックに通院をしたことがあるのです。その病院がいいだろうと考えていたのです。

しかし、無理やり連れて行くことはできません。

葵は、朝、起きてから「ぼう」としたままです。
見るからに具合が悪そうですし、顔色もすぐれません。

幸いと言っていいのかどうか、あまりの気分の悪さから葵は、自分から日本赤十字病院の精神科に行きたいと言い出したのです。

とりあえず、出勤することは諦めたようでした。主人が診療内科クリニックという病院について説明をすると本人も納得したようでした。

本人も含めた私たち3人は、この段階では事態の重さに気づいておりませんでした。
このことが、これほど長期療養になるとは思ってもみませんでした。
おそらく、2、3日もすれば治るだろうと。
しかし、このパニック障害による発作、そして救急車による搬送。

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長い闘病生活が始まってしまったのです。
そうとも知らずに、私たち3人は車で心療内科クリニックに向かったのでした。

うつ病との戦いのはじまり

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うつ病との戦いの始まり!!

うつ、わたしの娘「葵」(仮名)が現代病と言われるうつ病を発症したのは、2008年4月20日ことでした。

その夜、10時を少し過ぎたころでした。
眠っていた私は、外でけんかでも始まったのかと思いました。
しかし、それは我が家のなかで起こっていたのです。

体調不良を心配した娘の彼が送ってきて、玄関に入った時のことだったのです。
「ワー」「ワー」
「もう、いやだ!」「もう幼稚園に行きたくない」
「もう、いやだ!」
呼吸荒くぐったりしながらも「いやだ、いやだ」「幼稚園に行きたくない」と泣き叫ぶ葵。

やがて、苦しそうな呼吸音が響くばかりとなりました。
家族全員もその場に揃ってしまいました。
救急車を呼ぶ葵の彼。
マットを出し、何とか運ぼうとする主人。
なす術もない私。

葵は、パニック障害を起こし、過呼吸となり救急車で総合病院に運ばれたのです。
過呼吸は深刻な場合心臓が停止する場合もあるそうです。

救急車には、私が同上し、主人と彼が車で追走したのです。
病院で鎮痛剤らしきものを注射してもらったようですが、宿直の先生は、あまり要領得ないような感じでした。
「胃腸が弱っているようですので、とりあえず注射と、あと内服薬を出しておきます」とういうような話でした。

パニック障害、主人は考えているようです。「気分が落ち着けば大丈夫だろ」落着きを何とか取り戻した葵を連れて帰宅をしたのです。

帰宅したときは夜中の2時を回っていました。弟たちは、心配して起きて待っててくれました。

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葵といえば、夜が明けたら出勤するつもりでいるようです。
「幼稚園にいかなくちゃ」と、ぶつぶつ言っていました。
まるで、独り言のように。とにかく、その時は、床に就いたのです。 

うつ病と抗うつ薬のパキシル

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うつ病と抗うつ薬のパキシル

うつ病の治療において、抗うつ剤の服用はなくてはならないものだとおもいます。
でも、その患者の症状にあった抗うつ剤を使用しなければならないはずです。

今朝のニュースを見ていましたら。
抗うつ薬、パキシルの副作用で攻撃性を増したり激高したとか、
それ以外にも、ルボックス、デプロメール、ジェイゾロフトの服用で、攻撃性、敵意、焦燥感を膨らませるという報告が4年半で42件、厚生労働省にあったそうです。

いつも、思うのですが、この難しい薬のことはよく分かりません。
でも、私の娘、葵の場合は、一週間に一度必ず心療内科で診察を受けています。

確かに、主治医がこの薬は効果がありますと言われて逆に症状が悪化とかでは言いませんが、多少後戻りしたこともあります。

そのような時も、きちんと修正ができます。
心療内科の先生に症状を正確に報告し、本人と問診をする。
それから、抗うつ剤を処方する。

おそらく、娘が一人で診察を受けていたら正確に症状を伝えることができなかったと思います。

うつ病は、患者と主治医とカウンセラー、そして家族が協力しないと難しいように思います。

今朝のニュースを見て、その方の症状にあった抗うつ剤が処方されたのかな、
患者さんが症状を正確に伝えられたのかなと心配になりました。

少なくとも、私の娘、葵ひとりでは、できないと思います。
何しろ、カウンセラーの先生の言ったこと全然覚えていませんから。

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それでも、話しているだけで落ち着くみたいです。私は、この心療内科クリニックでうつ病の治療が出来て本当によかったと思っています。

うつ病 買い物

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2009年3月25日
うつ病 買い物

うつ病の私の娘、葵は、よく買い物についてくるようになりました。

規則正しい生活のため、起きていなければならない時間帯があります。
買い物に行けば少しはひたすら眠い時間帯でも、眠らずに済むからです。
時間つぶしです。

私の後ろから、無表情でついてきます。
顔には、表情がありません。
眠いからでしょう。
いえ、歩きながら眠っているのかもしれません。

後ろから歩いてくるのですが、よく私の足を踏むのです。
やっぱり歩きながら眠っているようです。
抗うつ剤の副作用と、うつ病そのものの病気の特徴です。

うつ病自体が眠いのです。
ひたすら眠いのです。
抗うつ剤の副作用も眠いのです。

買い物中も眠いのです。
眠っているのです。

でも、鬱病のリハビリという意味では、買い物のように外に出ることはとてもいいことだそうです。

鬱病は、まず、外に出なくなります。
引きこもりになりがちです。
ですから、眠気対策という意味合い以外でも買い物はリハビリの効果があるのです。

具合が悪いときでも買い物についてきます。
その方が私も安心できます。
ですから、足を踏まれてもいいのです。
でも、ちょっとは気を付けてネ。

うつ病 友達 お見舞い

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2009年3月24日
うつ病 友達 お見舞い

鬱病になってしまった娘の葵に、専門学校時代の友達がお見舞いにきてくれました。
葵の彼氏は、同じ専門学校の人です。

娘の葵がうつ病になった時、彼氏が気を利かせて、同級生にメールをしないように連絡をしてくれました。

就職した専門学校の仲間から、仕事で頑張っているメールなど送られたら、きっと気にするだろうと考えてくれたからです。

でも、本当に仲の良かった友達が来てくれるのはうれしいことです。無表情の中にもかすかに笑ったりしていました。

鬱病になってしまうと、友達というのも難しいものです。
刺激を受けてしまうのです。
脳障害を起こしている脳が疲れてしまうのです。

友達と話しているときはいいのですが、そのあとが問題です。
やはり、疲れてしまうのです。
それに、まだ学生だったらよかったのですが、みんな就職して頑張っているのです。
仕事の苦労話をするのです。

うつ病の葵は、みんな頑張っているのに、「わ・た・し・は」「なぜ」と考えてしまうのです。

一人だけ取り残された思いを抱いてしまうのです。
それが、たまらなく寂しいのです。

鬱病にとって寂しいという感情を与えるのはよくありません。
不安の種になってしまいます。

ですので、友達というのは難しいのです。
なにしろ、本人はそれでも会いたいのですから。

淋しい思いをしても友達には会いたいのです。

うつ病 治療 抗うつ剤

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2009年3月21日
うつ病 治療 抗うつ剤

うつ病になってしまった娘の葵は、色々な症状をあらわしました。
同時にあらわれることもありますし、次々に変化することもありました。
その度に症状に合わせた治療が必要になります。

そして、症状に合わせた治療とは、基本的には飲み薬なのです。
うつ病の葵は、一番多い時で9種類もの薬を服用していました。

うつ病治療のための抗うつ剤。
不眠症を緩和させるために、よく眠れるクスリ。
やる気を出すための意欲向上のくすり。
パニックの発作を止める発作止めの粉薬。
頭痛や片頭痛のための頭痛薬。
便秘薬。
下痢止め。
排尿難の薬剤。
胃を保護する胃腸薬。

これだけの薬を渡されていました。

症状の緩和とともに、一種類ずつ減っていくことになるのですが、
このときの気持は、1に日も早くこの薬剤の塊から助け出したいという気持ちでした。
葵は、まだ21歳です。
うつ病だからと言って、なぜこれほどの種類と量のくすりを服用しなければならないのでしょう。

これではクスリ漬けです。
体に悪い影響がないのか心配になってしまいます。
うつ病を早く治さなければ、ただそれだけです。

うつ病 家族 末っ子

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2009年3月19日
うつ病 家族 末っ子

うつ病になった私の娘の葵は、
何度もパニックの発作を起こしました。

葵の弟3人は、それぞれ協力をしてくれます。
ただ、末っ子の3男は、その時中学2年生です。
上の兄弟に比べると、体力的にも劣ります。

葵がパニックの発作を起こして駆けつけても、上の兄弟に「お前、邪魔」と言われてしまいます。

でも、いつも必ず心配して駆けつけてくれます。
いつも、この子は父親を呼びに行くのです。
いつも、いてくれるのです。

そして、パニックの発作止めの薬を持ってきてくれます。
薬のある場所をいつも確認しているのです。
パニックの発作止めの薬は、粉薬で一袋を3回に分けて飲むように指導されています。ですので容器を買っていつもで飲めるように分けて入れてあるのです。

その容器に入った発作止めの薬をいつも末っ子が持ってきてくれます。
心配そうな末っ子の顔は、上の兄弟に邪魔扱いされても何かの役に立ちたいという気持ちが伝わってきます。

そういう気持ちというのは、母親の私としても大変心強く感じておりました。
家族みんなで、うつ病を克服するのだという気持ちを支えることができます。
末っ子も、小さいながらも何か役に立ちたいと努力しているのです。
そのような気持ちがとても大切です。

これが、私たちのうつに負けない家族愛だと思います。
私たちは、うつ病に負けないのです。
強い気持で娘の葵を支えるのです。
必ず治してあげるのです。
私は、いつも心に言い聞かせているのです。

うつ病 兄弟 遠慮

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2009年3月18日
うつ病 兄弟 遠慮

うつ病になってしまった娘の葵は、
性格的にもうつ病になりやすいタイプのようです。

鬱病になりやすいタイプ、それは周囲に気を遣いすぎる。
遠慮して何も言えない。
我慢してしまう。
このようなタイプです。

お風呂に入ろうとして、パニックの発作を起こした時に2階まで抱き上げて一人で抱き上げて運んだたくましき長男。

それに対して、次男はよく見ています。
観察しているのでしょうか、
私たちの気がつかないことを教えてくれました。
指摘してくれるのです。

パニックの発作を繰り返す娘の葵。

私たちは、部屋に一人でいるのは不安だろうと思っていました。
ところが、ある日、高校生の弟、次男に指摘されました。

「あまり姉貴の部屋に行かない方がいいよ」
と言われたのです。

「本当は、一人になりたがっているんだから」
というのです。

私は、「そんなことないよ」「一人じゃ寂しいよ」
と言って娘の部屋にいつものように行って過ごしました。
でも、数日後、心療内科のカウンセラーの先生との面談で娘は、
「私は、中学生のころから自分の部屋でひとり過ごすことが多かったので本当はひとりで居たいのです」と言うのでした。

私は驚きました。
カウンセラーの先生は
「そのことをお母さんに言ったの」
娘の葵は
「助けてもらっているのにお母さんやお父さんにそんなこと言えません」
カウンセラーの先生
「何を遠慮しているのですか」「親に遠慮しているから社会生活でも何も言えないのです」「お母さんには遠慮なしでどんどん、はっきりと言いなさい」「これもリハビリですよ」「まず、親にははっきり言うこと、そして社会生活でも言いたいことは言えるようにしましょう」
私は
「そうよ、何を遠慮しているの。遠慮しちゃダメよ」

次男の指摘は正しかったのです。
私も、もっと兄弟たちの話に耳を傾けなければいけないと反省いたしました。

私たち家族全員が協力して葵のうつ病を治すのです。

うつ病 リハビリ 家事手伝い

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2009年3月17日
うつ病 リハビリ 家事手伝い

うつ病の娘、葵は、徐々に体を動かせるようになってきました。
積極的とは言えないまでも、うつ病を治したいとの思いから、
心療内科のカウンセラーの助言の家事手伝いをするようになってきました。

何かをしていないと、起床してから11時までの時間を過ごすことができません。
朝からずっと家事手伝いをすることはできませんが、
行動することが増えることはいいことだと思います。

ぬり絵により指先を動かし、視覚神経を使い、そして体全体を動かす。
そして、まだ、ウォーキングとは言えないまでも散歩をする。

家の中でじっとしていると、また、頭痛が襲ってきます。
パニックの発作も襲ってきます。
ひとつ気がついたことがあります。

家事手伝いで体を動かしているときというのは、
パニックの発作を起こさないのです。
その手前の気分が悪くなる。
漠然とした不安から、徐々に緊張感が高まりパニックの発作を起こすのですが、
パニックの発作までいかないのです。

それは散歩をしている時も同じです。
ただ、時折、余計なことまで考えて、気分が悪くなることはありました。
散歩の方が考え事をしやすいからだと思います。

家事手伝いというのは、いやいやにしても、
あまり余計なことを考えないで済むようです。

心療内科のカウンセラーの先生は、散歩と家事の手伝い、特に家事の手伝いはやらせて下さいと何度も言っていました。

これは、さすがに本人も自覚するようになりました。
家事手伝いのこなす料は変化しますが、やらないよりははるかに効果は期待できると思います。

うつ病 リハビリ ぬり絵

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2009年3月16日
うつ病 リハビリ ぬり絵

うつ病の娘、葵はリハビリでぬり絵をしました。
最初は、見ている方がつらかったのですが、
葵、本人がぬり絵を選んで買ってきてぬり絵をするようになって、
わたしの見方も変わりました。

心なしか楽しそうにぬり絵をしている姿は、
それほど悲しくなくなりました。

それに、これはぬり絵というよりは、模写に近くなってきたのです。
ぬり絵という言葉が似合わない形になってきました。
模写とかデッサンとか、そのような言葉がふさわしくなってきました。

うつ病の葵は、一生懸命リハビリのために絵を描きます。
つい夢中になってしまうのです。
その性格から来ているのでしょう。
今はまだ無理をできません。
ぬり絵もやり過ぎて疲れたら逆効果です。

きちんと時間を決めて無理のないようにリハビリとしてのぬり絵をするのです。
うつ病の娘、葵の予定が少しずつ増えてきました。

1日の中で予定があると眠気の対策、
睡魔の対策になります。
そして予定があるということは、うつ病に対するリハビリになります。
1日も早くうつ病からの回復を願っています。

もっと多くのリハビリを考えなくてはなりません。
同じことを続けるということはストレスになります。
ストレスを感じる前に次のリハビリを考えなくてはなりません。
次の予定を考えなくてはなりません。

うつ病の原因になるストレスを避けなくてはなりません。
ぬり絵、ジグソーパズル、アルバム、家事の手伝い、
掃除、洗たく、買い物、ウォーキング、ストレッチ、
もっと必要です。

同じことをずっと繰り返すのはストレスにつながります。
リハビリにも変化が必要です。
私は、もっと考えて、
そして、心療内科クリニックの先生に相談してみます。

うつ病とビデオ

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2009年3月15日
うつ病とビデオ

うつ病の娘、葵は子供のころのアルバムを見ることで、
パニックの発作を抑えることに成功しました。

毎日、アルバムを眺めていました。
でも、当然のことですけれども、
これって、飽きてくるのです。

アルバムで助けられたのは、一週間でした。
そうなると、次に考えるのはビデオです。
生まれた時から撮影したビデオはどうかということになります。

私は、主人に頼んでビデオテープを出してもらいました。
子供のころのビデオを見る葵。

ビデオテープの撮影は素人の主人です。
プロのカメラマンの撮影ではありません。
効果音や効果的な編集などしてありません。

アルバムの写真は、想像力が働きました。
思い出が浮かんでくるのです。
でも、ビデオテープは、見たままでした。
想像力が働かなかったのです。

逆に、運動会などで元気に走り回っている姿を見て、
私もあの頃は、あんなに元気で走り回っていたのに。
それなのに今は、どうしてこんなことに。

このように考えてしまったようです。
ビデオを見ても「つまらない」
という事でした。

私たちが行ってきたことで、すべてが効果的だったわけではありません。
このように失敗したこともありました。
それでも、自分たちで何かできないか工夫することが大切だと思います。
自分たちで工夫して、心療内科の主治医やカウンセラーの先生に相談して、
とにかく了解を得られればやってみる。
こういう姿勢で治療やリハビリに取り組んでまいりました。

うつ病とアルバム

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2009年3月14日
うつ病とアルバム

うつ病になってしまった娘の葵、
ある日、パニックの発作を起しかけました。
その時たまたま部屋にあった七五三の写真を見たそうです。

葵の2度目の七五三の時の写真です。
幼い弟と3人でスタジオで撮影した写真です。
プロのカメラマンが撮影してくれた写真です。
末っ子の3男はまだ生まれていませんでした。

その写真を見たら、パニックの発作が治まったのです。
自分の昔の姿、楽しい思い出が蘇ったのだと思います。
その、楽しい思い出が、パニックの発作を抑えたのです。

そして、写真を見ていると眠くならないのです。
自分の楽しい思い出は眠気も抑えたのです。

これは、いけると私は思いました。
早速、葵のアルバムを引っ張り出しました。

葵の部屋はアルバムだらけになりました。
うつ病の葵は、無表情にアルバムを眺めています。
でも、無表情なのですが、心なしか楽しそうです。
眠そうな気配もありません。

自分の楽しい思い出は、パニックの発作に勝ったのです。
子供のころのアルバムがこんなところで役に立つとは思いもしませんでした。

もし、この闘病記を読んでいる方がいらしたら、
また、小さなお子様をお持ちでしたら、
ぜひ、楽しい思い出をたくさん作ってあげてください。
そして、いっぱい写真をとってあげてください。
思い出以外にも役に立つことがあるのです。

子供のころの思い出のたくさんつまったアルバム。
なんて素敵なことでしょう。
私も、葵と一緒にアルバムを見てうれしくなってしまいました。

うつ病 楽しいぬり絵

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2009年3月13日
うつ病 楽しいぬり絵

鬱病の娘、葵は、リハビリのため、
そして眠くならないようにするために、
ぬり絵をします。

ぬり絵を始めたばかりの頃は、
いやいややっていました。
このぬり絵は、私が買ってきたものです。

でも、どうせやるならと自分で選んで買ったのです。
やはり、与えられるものは駄目ですね。
自分で選ばないと。
自分で好きな物を選べば、このリハビリで一番大切な意欲につながります。
ぬり絵による、指から伝わる信号による脳の活性化。
視覚による脳の活性化。
眠気対策。
自分で選んでやるという意欲の向上。

このような形に持っていくことができました。
21歳の娘と母親が、ぬり絵を選んでいる姿は、ちょっと変ですけれども。
ぬり絵を自分で選んでやるという姿からは、悲しいぬり絵には見えなくなりました。
表情は、無表情なのですが、
それでも、表情に変化が現れたと思います。

少し楽しそうに見えるのです。
「ここは、何色を使おうかな?」
色鉛筆を絵と見比べて選んでいるのです。
自分で考えているのです。
脳障害を起こしている脳で考えているのです。
そこには、不安な気持ちは見えません。
眠気と戦っている姿も見えません。

でも、脳が疲れないように注意しなければいけません。
脳を疲れさせると必ず反動がきます。
休憩をはさみながらやらなければいけません。
本当に難しいものです。

このようなことがいつまで続くのでしょう?
誰にもわかりません。
答えは、まだ見つかりません。

うつ病 ジグソーパズル

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2009年3月12日
うつ病 ジグソーパズル

うつ病の娘、葵は、朝起きてから午前中は眠気との戦いです。
脳障害と言われた葵は、ひたすら眠いのです。
脳が疲れているのです。

それでも、体が少しずつ動くことを要求しています。
心療内科の主治医もリハビリを始めましょうと言ってくれているわけですから、
規則正しい生活を始めなければなりません。
規則正しい生活を続けなければなりません。

心療内科のカウンセラーの先生に相談して、ジグソーパズルやってもいいか確認しました。
「ジグソーパズルは、指先を動かすことによって脳にいい刺激を与えます」
「カラフルな色も視覚から脳を活性化してくれます」
と言ってくれました。

ぬり絵よりは、ジグソーパズルの方が楽しいだろうと思いました。
本人の葵も、無表情ながらも心なしか、楽しそうに見えます。
でも、集中してやりすぎる傾向がありました。
ジグソーパズルをやっている間は眠くないようです。
カウンセラーの先生からは、連続して30分以上続けると脳が疲れるので休みながらやってくださいと言われています。

眠気対策としては、ジグソーパズルは一番効果があったようです。
見ている親としても、ぬり絵よりはジグソーパズルの方がほっとするものがあります。

大人の人でも、ジグソーパズルはやる人がたくさんいますので自然な姿に移りました。

何か、ジグソーパズルをやる姿は、私をほっとさせました。
もっと工夫して、眠気対策を考えてみることにしました。

うつ病 悲しいぬり絵

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2009年3月11日
うつ病 悲しいぬり絵

うつ病のため娘の葵には、表情がありません。
うつ病のリハビリのため葵は、ぬり絵をしています。
小学生の時から使っていた机で、黙々と色鉛筆を動かします。
葵の顔に表情がありません。

ぬり絵のノートの下書きの絵を色鉛筆でなぞります。
そして、ぬりつぶします。
黙々と、ぬり絵をします。
色鉛筆を動かします。

富士山 葵、21歳。幼稚園の教諭です。
ぬり絵をします。
私は、後ろから見守ります。

涙が、止まりません。
涙が次から次へとあふれてきます。

一生懸命手を動かします。
ぬり絵が楽しいはずありません。

それでも、一生懸命にぬり絵をします。
睡魔と闘うよりもまだぬり絵の方がいいから、
それだけです。

でも、脳は活性化するはずです。
そう信じています。
そう信じなければ、21歳の女性がぬり絵をする姿を見ていられません。

寂しい、そして悲しい光景です。
一人で黙々とぬり絵をします。
なぜ、どうして・・・・・
どうしてこんなことになってしまったのでしょう・・・
涙が止まりません・・・・・

うつ病 リハビリ ぬり絵

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2009年3月10日
うつ病 リハビリ ぬり絵

うつ病になってしまった葵、
ある日ピアノを弾いていて気分が悪くなってしまいました。
私は、心療内科のカウンセラーの先生の相談をしました。

心療内科のカウンセラーの先生は、
「本来ピアノのように指先を使い、楽譜を目で追いかける行為は、リハビリに向いているのです」
「でも、葵さんの場合は仕事に結びつくのでやめた方がいい」
このように言われました。
そこで、私は工夫をしました。

ぬり絵はどうかなと思ったのです。
この件も、心療内科のカウンセラーの先生に相談をしてみました。
「ぬり絵はいいですよ、効果があります」
「ぬり絵は、色を使いますので、カラフルな色が脳に程よい刺激を与えます」
「指先を使うのも脳に大きな効果が期待できます」
このように言われました。

このようなわけで、ぬり絵をやらせることにしたのです。
これは、7時に起床してから11時まで起きていなくてはならない葵の眠気対策でもあるのです。

ぬり絵をすることで、眠気を軽減することができたのです。
ぬり絵、これは脳の活性化を促進して、眠気を軽減する。
うつ病の初期の段階でとても効果のあったリハビリでした。
葵は、一人で小学生の時から使っている机の前に座り、
黙々とぬり絵をします。
無表情にぬり絵をします。
一人、黙々と
一人でぬり絵を続けます。
一人で・・・・・・

うつ病 涙

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2009年3月9日
うつ病 涙

脳障害、なんて残酷な言葉でしょう、
家に帰ってからも、脳障害という言葉が頭の中を駆け巡ります。

かわいそうな葵。

いまだに続くパニックの発作を、
そのたびに、

「もういやだ!」
「もういやだ!」
「幼稚園に行きたくない」
「幼稚園に行きたくない」

「誰もわたしを認めてくれない」
「認めてくれない」
「はあ、はあ・・・・・」

泣き叫びます。

葵の彼が、何度も心配して家に来てくれます。
その前でも、発作を起こします。

私と、主人、そして彼と3人で葵の手を握ったり背中をさすったりします。
うつ病になってから、手や足がとても冷たいのです。
ぐったりする葵。

背中をさすりながら、主人は不覚にも涙をこぼしてしまいました。
それを見ていた私は、涙が止まりません・・・・

彼も涙ぐんでいました。
3人で泣いてしまいました。
3人で葵を介抱しながら涙を流してしまいました。

どうしてこんなことになってしまったのでしょう。
何回、発作を繰り返すのでしょう。
そして、いつまで・・・・・

いつもの堂々巡りです。
でも、私たちは、強い気持で接するしかありません。
絶対に良くなると、
良くなると信じて、
心療内科の主治医とカウンセラーの絶対に治ります。
この言葉を信じてリハビリを続けます。

葵、私たちが必ず治してあげます。

うつ病 症状 頭痛

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2009年3月8日
うつ病 症状 頭痛

うつ病、私の娘の葵、
脳障害を起こしていると心療内科の主治医から言われてしまい、
本人はあまり自覚していませんが、
私たちは、ショックからまだ立ち直っていません。

私が落ち込んでいたのでは話になりません。
覚悟を決めてうつ病と戦うしかないのです。

うつ病の娘、葵は、脳障害からくるのか分かりませんが、
発病当初、休養期から回復期、始動期によく頭痛を訴えていました。
頭全体の時もあれば、片頭痛の時もありました。

でも、よく観察していますと、
そうです、私はよく、娘のことを葵のことをよく見ていました。
自分の娘ですから、
見ているとそして話をすると気がつくのです。

頭痛や片頭痛は、同時に肩の異常な凝りから来ているように見えました。
同時に首の凝りも伴いました。

これは、マッサージで肩や首の凝りを取り除けば頭痛も軽減できるかもしれないと考えました。

ですので、葵の肩や首をマッサージしてあげたのです。
マッサージのお陰で、肩や首の凝りも軽減し頭痛も片頭痛も軽減しました。

でも、これは、根本的な解決にはなりません。
このことは、あらためて心療内科の主治医と相談しました。
また、抗うつ剤の種類を変えました。
いつも、症状に合わせて処方してくれていました。
頭痛、片頭痛については薬の種類を変えて軽減させることになったのです。

それと、並行して散歩を歩くことを少しずつ増やしました。
ただ、カウンセラーの先生にあまり無理をしないようにとも注意されました。
まだ、体力がないので、疲れますから注意して下さいと言われました。
私は、散歩は必ず一緒に行くことにしたのです。
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